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霊界物語コーナー

出口王仁三郎芸術館

大宮司朗先生インタビュー

 




言霊修法について 大宮司朗先生に聞く


これは『言霊玄修秘伝』が刊行された当時の「八幡書店ニュース」に掲載された大宮司朗先生へのインタビュー記事を再録したものです。言霊修法を中心に霊符や神折符など内容は多岐にわたり、たいへんためになる内容ですので、よくお読みください。

−−今回、言霊玄修秘伝という本をお書き下さったわけですが、これは一言でいうとどういう内容なんですか。 
大宮 ふーむ。まあごく簡単に言えば「簡単に神通力を発揮する方法」についての本ということになるでしょうね。
−−これまで言霊というと理論的なものが多かったですよね。この神名がこれこれこういう意味を表すんだ、みたいな。
大宮 ええ。理論的というか、単に解釈だけで実際に言霊の力を発揮し応用する方法というのはなかったわけです。言霊を応用する、言霊によって神通力を自在に駆使しえる方法というのはおそらく本書が初めてでしょう。もちろん呪文を使い印を結んでというのは『玄秘修法奥伝』で公開しましたが、ここで言うのは自分自身の神性を磨き、言霊の力を磨くことによって、自在に未来を予言したり相手の状況をたちまちに判別したり、それに対して自分がとるべき行動もわかり、さらに神通によって自らある事象を起こせしめるということです。
−−そうすると内容としては、言霊によって未来を占うということと、自分の望む状況なり事態をもたらすという大別して二つになるわけですね。
大宮 そういうことになります。言霊による占いの基本になるのが言霊神感法、そして言霊の威振によって自らの望む状況をつくり出すのが言霊神呪法になります。
−−言霊神感法というのは、読んで字の通り神が感通してくるというか……
大宮 ええ、言霊を通して神の意志を悟ると申しますか、それによって未来が判然となり、応用次第ではそこに神霊が憑って神言を語るという段階もあるわけです。
−それは凄いですね。
大宮 まあ、神言を語るというような段階にまで到達することは、はじめから望む必要はありませんし、望んでできることでもないわけです。ふつうの段階においては出す言葉が実現する。それが未来を予知する言葉であったり、もしくは現在の相手の状況を言い当てている言葉であったりということですね。 
−−これはちょっと意地悪な質問かもしれませんが、例えば霊符ですとか太古真法の神折符の場合は、これはもう形象そのものにパワーがあるわけですし、さらには審神法をご公開して頂いているわけなので、自分の作った霊符に神威があるか否かを気になる人は鑑定することができましたけれども、自分から出てくる言霊というのはなにか頼るものは自分しかないわけですので、はたしてそれが正しい霊言であるのかどうか判断に迷う場合もあると思うのですが、その辺りはどうなんでしょう。
大宮 それは面白い質問ですが、心配はご無用です。この本の通りに修法されれば、段階を経て言葉が出てくるようになっていますので、そう出鱈目なものは出ないはずなのです。もちろん、人間にはいろいろな意識層があり、浅い段階での修行ではやはり本当の言霊にはなりきっておらず、術者から出た言葉が必ずしも100%実現するということはなく、未来を予知したりすることも難しいでしょう。ただ基本的な行法である真寿鏡修法をきちんと修めていくことによって、次第に言葉が言霊となり、どんどん的確性を増していくはずであります。
−−そのためには、やはり太古真法や霊符、印法などの修練を積んだほうがよろしいのでしょうか?
大宮 もちろんそれが絶対に必要と言うことではありませんが、そういう霊的修養を積まれることは言霊を厳修するうえで大いに役立つでしょう。もともと太古真法にしましても、霊符の浄書に致しましても、あるいは『玄想法秘儀』に示しました感通法にしましても、自分自身の霊性を開くということに根本が置かれています。従って、これらの神法道術に通ずれば、もちろん他の方面にいい影響がどんどん出てきます。逆に申しますと、本書で言霊修法をしっかりとマスターすれば、太古真法の神折符を謹製する場合にも、霊符を書く場合にも役立つわけです。このあたりはやはり心構えの問題もあるわけです。たとえば霊符の本を買って、霊符を浄書したらそれなりの応験を得られた。ほとんどの人は「はい有難うございました」とそれっきりですが、ある人はこれは神霊の稜威によるものであるからと印法であるとか太古真法とかどんどん真面目に勉強された。霊符術も薀奥をきわめようと神字の浄書を毎日のように続けられた。そうすると、やがて霊符を浄書するときにはっきりと金色の光が見えるようになった。ここまでなった人は、言霊修法も非常に速いです。もちろんこれは、言霊修法のみを単独でやってできないということではありませんよ。逆に申しますと、言霊真寿法をですね、当座の御利益も大切ですが、そういうことではなく、自分の霊性を高めるんだという信念でもって、一意専心に修める。そうした上で他の神法道術をやってご覧なさい。そうすると、これはもう格段に力がついてくるわけで、自分の悩み事を解決したりとか未来を予知したりというのはあくまでも結果であって根本精神としては自分の霊性を高めるということですね。
 あらゆる神法道術の根本はそこにあります。このところをしっかりと腹に入れておいて頂きたい。一方で誰がやってもある程度の効果はあるわけですが、たんに占いとか自分の願望だけを達成したいだけというのは低い段階で、それでは本当の意味で術をマスターしたことにならないわけです。そういう意味ではいつも申し上げることですが、『古事記』『日本書紀』の神代巻はもとより、いろいろな霊著、例えば『霊界物語』にせよ『異境備忘録』にせよ、そういったものをどんどん拝読するということが大切であり、自分自身の霊性を磨くことになるわけであります。あるいは『大石凝霊学全集』といった多少は骨のあるものをやれ旧仮名だから難しいとかいわずに読むということです。ふだんからそういったものに親しんでおる人はやはり上達が速いし、高い次元に進みやすい。それだけ言霊の的確性も増すわけであります。
−−なるほど、言霊神感法の目的はおおよそわかりましたが、もうひとつの言霊神呪法は言霊の力によって願望を成就する方法ということになるわけですね。
大宮 はい、言霊の威振ということがここでは大切になってくるので、玄気発現法および真寿鏡霊法という行法を基本として行なうわけです。ただ、さきほどの神感法とこれはまったく無関係ではなりません。ちょっと言い方に問題があるかもしれませんが、神感法で「あなたは○○になりますよ」という言霊が出たとします。これは一種の予言ですが、同時にこれは場合によっては神呪法にもなっていて、本当に力があるならば相手をそれによって限定するということにもなるわけです。つまり相手をその運命通りにさせてしまうだけの威振を持つわけです。だから、この両者はまったく別物というわけではありません。−−なるほど。まず神感法とその基礎になる霊修法、つぎに真寿鏡霊法と神咒法、これだけでもこれまでにない先人未発の内容でありますが、目次をみますとずいぶん盛沢山ですね。例えば、霊符の玄力を増すという「霊符活玄言霊大秘法」というようなものも収録されていますが、これはどういう修法なのでしょう。
大宮 これは言霊の力によって霊符を開眼するたいへん重要な修法です。霊符術は基本的には浄書すればよろしいわけですが、ちょっと進んできますとやはり開眼修法が重要になってきます。これについては『玄秘修法奥伝』のなかで比較的簡単に出来る開眼修法を説明しておいたわけですが、それでもまだまだ初心者にとってはちょっと難しく、なかなか大変なわけです。それに比べるとこの言霊による開眼修法というのは非常に簡単で、しかも行者の言霊力があれば、正式な開眼修法とほぼ同じくらいの効力を得ることができるわけであります。もちろん、そのためにはさきほど申しました真寿鏡霊法をしっかりとおさめておかねばなりませぬが。
−−霊符を浄書したあとに、これを行えば万全というわけですね。
大宮 そうです。また、たまたまある霊符を入手したけれどあまり活力がないと感じたときに、それに活力を入れてあげるということもできるわけです。
−−そうしますと例えばどこかの神社でもらった神札がどうもあまり霊気を感じない、本当にこれは神霊が入っているんだろうかというような場合にも、自分でこれに神気を注入するということも応用として出来るわけですね。
大宮 そうです。その場合は少し咒を変えて施行されればよろしいわけです。本来なら神主さんがそれだけの修行をして霊気を入れ直すということが必要なんですが、残念ながら現在の神主さんというのは一種のサラリーマンになっていて、こういった修法は御存じありませんからね。よくあることですが。
−−いまのは霊符を活現する方法ですが、さらに主に言霊の力のみで言霊玄妙符という一種の霊符を作る方法も述べられていますね。この言霊玄妙符のメリットというのはどういうところにあるのでしょう。
大宮 ちょっと不謹慎になるわけですが、あまり堅苦しい作法がいらないというところでしょう。霊符を浄書される場合は、筆は新しいものにして下さい、鉛筆とかボールペンじゃ困りますよと何度も注意してきましたが、この玄妙符の場合には、言霊の力が作用する符なので施行するにあたってそれほど厳密なことを要求しないということがあるわけです。もちろん筆なら筆を使ったほうがいいし、心身を清めたうえで施行されればなおよろしいが、鉛筆でも結構というわけです。ですから、あまり筆も使ったことがない、和紙はどこで入手したらよいかわからないというような場合にも、簡単につくれるわけです。
−−効果の面では普通の霊符と変わらないんですか。
大宮 ええ、普通に巷間に出回っているような霊符よりは、はるかに効力のあるものが作れるでしょう。ただ『霊符秘密集傳』とか『玄秘修法奥伝』に収録してある霊符の場合は、そのへんの巷のものとは異なり、おのずと格式があり、太古から伝わって来ているもの、幽真界から直接的にもたらされたものもありますので、それを凌ぐというのは難しい部分があるのは事実であります。逆に申しますと、太古から伝わる霊符以上の玄妙符を作れるという人は、かなり深く言霊学に通じ、相当に言霊力が涵養されておるということになりましょう。ただし、こういうことが言えるわけです。いかに太古から伝わる霊符であっても、これを真活するには最低限『霊符秘密集傳』の巻末解説で述べた規約、出来るならば『玄秘修法奥伝』の第一部「実践理論篇」第三章「霊符」のところで伝授しておきましたことを充分に踏まえて浄書して頂かねばならないわけですが、これがちょっと自分では自信がないとか、あるいは準備が難しいというような場合、いいかげんなやり方で浄書するよりは、言霊玄妙符で施行したほうがよろしいということにもなってくるわけです。
−−それに関連して、よく読者の方からご質問を受けるんですが、例えば自分が何か悩み事があったり、どうしてもかなえたい願望があったりする場合、太古真法もあれば霊符もあれば印もある、今回はまた言霊玄妙符がある、どれがいちばん効果があるのかということをお訊ねになってくる方も多いわけです。
大宮 これはもうどんどん試されるしかない。どれが絶対的に効果が勝るということはないわけです。もちろん人によっては、はじめから印法に向いている、あるいは言霊的なやり方の方がいいという方もあります。言霊がいい、太古真法がいい、もしくは霊符がいいんだという方は、その人その人の組織紋理や神界との縁があるわけですから。だから直観的に自分はまず言霊の修法をやってみたいという人は、それに従えばよろしいわけです。ただ普通の方の場合、どれが本当に自分に向くかということはわかりませんからね、実際にいろいろ試してみて一番自分にピタッとくるものを主にお使いになればよいわけです。これは不思議なもので、言霊修法なら言霊修法がきちんと出来るということになってくると、今度は印法でも符術でもうまくマスターできるものなのです。
−−自分にピタッとくるときの感覚っていうのはどういう感じなのですか。
大宮 これはふつうに墨で書く霊符であれ、神折符であれ、あるいは言霊玄妙符であれ、「あっ、神通したな」って感じが来るもんなんです。またこの感覚がわかるということが先ずいかなる神法道術の場合も大切なわけです。これは簡単にいうと、正月にみなさんが初詣に行かれて柏手をパンパンと打ちますね。それでスキッとする音がしたときに「あっ、今年一年はいいんじゃないかな」というふうに感じられることがあると思うのです。それと同じような感じなんですね。ある法術を施行した瞬間、それがスキッと行われると、「あっこれはもう神通してるな、できたな」という感じでわかるわけですね。 
−−なるほど、わかりました。われわれ凡人の立場から申しますと、いよいよ言霊修法というものが大切に思えてきました。と申しますのは、われわれ凡俗は、どうも神社に参拝いたしましてもどうしても雑念が入ることが多いわけです。意識を神霊に集中できない、祈りに集中できない、ということがままあってなかなかスキッといかないこともあるわけです。それで体験的に申しますと、少し言霊修法を続けてからは、ちょっと違うわけです。なにか意識を集中する力が養われたのか、印を組んだりするときも、あるいは神社に参拝致しましても、前とはちょっとちがって「うん、これはきっと神霊もお聞き届けになったぞ」というふうに感じられるようになってきたわけです。それと、そもそも言霊咒を唱するという行為自体が意識集中を容易にするので、どうも霊符を浄書しておるときに雑念が湧いて困るというような方は、言霊玄妙符の施行を試すというのは確かに有効な方法であると思います。
大宮 言霊というのは天地、大宇宙に満ち満ちている力ですから、言霊を修法するということは自分自身を磨くということになるわけです。ですから、ある意味ではあらゆる神法道術の基本にもなるわけなのです。
−−それから本書は巻末付録も非常に充実しておりまして、「特伝秘咒」ということで即座に霊験のある秘呪を約二十数法を収録させていただきました。これについて少しご説明を頂きたいと思うのですが・・・
大宮 そうですね、水位先生伝のもの、旧家に伝わってきたもの、あるいは各地の古社に伝わる秘咒の中からかなり質のいいものだけを厳選させて頂いたわけです。
−−こういう秘呪の場合は、呪そのものに力があるので言霊の力が十二分でない人でもかなりの効験が期待できるわけですね。
大宮 そのために収録したわけです。言霊を一回練習したからといってそれですぐに神呪法ができるようになりましたというわけには残念ながらいかないのでね。もちろん、真寿鏡霊法をしっかり行って、その力を得てからこれらの秘呪を唱えれば、ますます効果が大きいことはいうまでもありません。『玄秘修法奥伝』にも印と呪がいっしょに載っていますが、あれも今までは唱え方の指導というのは特になかったんですが、今回のこの本で言霊発声法の基本を抑えてからもう一度チャレンジしてみるとそれだけの力が出ると思います。なお、清浄利仙君直伝の印と咒につきましては『玄秘修法奥伝』のなかで神拝三印を伝授しておきましたが、今般はそろそろ以前からの読者の方は修道もかなり進捗してこらましたので、避魔、安鎮、入山など七印を咒とともに収録しておきました。
−−もうひとつ「言霊七十五声玄義」を巻末にご収録頂いたのもたいへん有り難いと思いました。
大宮 いわゆる言霊の七十五声につきましては、大石凝真素美翁のものがいちばん詳しいのです。これは『古事記大講』などをお持ちの方はすでにご存知だと思うのですが、昔の活字の復刻版ですのでどうも読みづらかった。今回はそれを新たに打ち直し、出来るだけ校訂も致しましたので、言霊解釈する場合において非常に威力を発揮すると思います。
−−これは言霊霊修法でたとえば「あ」なら「あ」というと言霊が出たという場合に参照すればいいんですか。
大宮 そうですね。言霊を出す場合に、一言で出す、三言で出す、五言で出すとやって最後には歌の形式にもなるわけですが、全段階を終えなくても一言霊修法だけでもマスターすれば、その一言を最後の七十五の図表に照らし合わせればそれによって状況とかを判断できるわけです。
−−ただ難しいのは七十五声のそれぞれの意味というのが、この六角切り子の秘図になりますと十四方面に展開されておるわけですが、そのうちのどれを採るかという問題があると思います。これはやはり霊感と申しますか、これだという決め手はやはりその人の霊感というところになるのでしょうか。
大宮 そうですね、それ自体が一つの神感法になっているというところもある。ただ実際には、すべてものには「裏」と「表」があるわけです。易でもそうですが、ひとつの卦が立ってある問題を抱えていることを暗示している場合にも、同時にその問題を解決する方法もその中に示されているわけです。言霊においても特にこの七十五声図の場合には、正反対の意味も示されたりしておるわけですが、それ自体が一種の解決のポイントになっているわけです。
−−非常に良い意味が出たとしてもその裏の意味も考えておかないと駄目なわけですね。
大宮 逆に悪い状況であっても、良い状況に持っていくための方法が必ず示されるはずです。ただ、いきなり多義では難しいという方もおられるので、『水穂伝』の五十音の玄義と中村孝道の七十五声の初伝を本文中に掲載しておきました。これは、一音一義ですので、まず最初はこれらをだいたい頭に入れておいてそれから徐々に巻末の六角切り子のほうに繋げるといいでしょう。なお、「言霊解釈法玄義」という章をもうけ、たとえば『古事記』を読む場合に言霊解釈はどうしたらいいかというテクニックもいくつか述べておきましたので、神典など読まれる方にも便利でありましょう。
−−最後に本書の根本精神を締め括りとして述べて下さい。
大宮 今回特に強調しておいたのは、これは必ずしも言霊神法のみにかぎらず、あらゆる神法道術を行なう上での根本でありますが、「人は神なり」ということであります。このことは平田篤胤先生以来、あらゆる古神道家が述べてきたことであり、当たり前と思いがちですが、意外とこのことがわかっておらない方も多い。それで本書ではこの問題をもう少し踏み込んだ形で述べて、皆さんの信念ができあがるように、固められるようにということを配慮したわけであります。特に言霊修法の要諦は、自分自身が言霊の神になって、それで言霊を発するわけですから、神たる吾という自覚がないと、単なる人間、肉体を持った人間がいくら言霊を発しているといっても、それは言霊ではなく単なる言葉に過ぎないわけです。神が発するから言霊なのです。その意味あいで本書では、皆さんに自覚を持っていただくためにかなり頁を割いて詳しく説明しておきましたので、ご精読頂きたいと思います。