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前半は身滌厳法、真澄気吹法、身添気祓など荒深道斉との共通点(ちなみに柄澤も荒深もともに高島嘉右衛門の門下)が見られるが、より具体的実践的な修法として、独自の鎮魂法、帰神法として体系化されている。後半の「神憑宣託秘録摘要」は、柄澤が主宰した稲荷山神誠教会内部の神憑りの実記録で、千代姫霊神、玉山姫大神など稲荷系諸神霊の憑霊や、神誠教会が明治24年に湯島 聖堂の隣地で開設され、大正5年に稲荷系の太田命の神託により鶴見豊岡の地に右写真の如き広大な神苑を造営するに至った経緯、御嶽教の霊神信仰の影響など非常に興味深い資料である。その他、霊符神と祭祓、両部秘法地鎮安宅棟札神符、稲荷神符、開運祈祷法、調伏秘密呪符など。