気学の基本（表気学）から仏家秘密奥伝（裏気学）まで
仏家九星秘伝
白 日孔＝編著 A5判 上製 函入
7,480円（本体6,800円＋税10%
第1章〜4章は、相生・相剋、六大凶殺、五行、五気などの気学の基本概念、具体的な例を挙げてのスタンダードな判断法を網羅し、さらに九星・九宮の象意を願望成就、事業、恋愛、結婚、病気、旅行等の多岐に渡る観点から整理し、初学の方でも容易に理解できる構成となっている。ここまでは、非常にわかりやすく整理された「表気学篇」であり、ここまででも十分に元はとれるが、さらに本書の眼目は、これまでまったく公開されたことのない「裏気学」の秘法を公開した第5章にある。裏気学は、人間に憑依する霊物の作用を対象としているがゆえに、相生・相剋の解釈が表気学とは異なる。本書はその裏気学の世界に伝わる九星鑑定口伝、会宮法、掛り法、相剋掛秘伝、五行相剋秘伝による霊祟、霊障の判定と加持の方針が惜しみもなく公開されているのである。これは価値的には5万円、6万円でも通用する内容で、こんなものを6,800円というのはタダ同然なので、祈祷系の寺院、神社、教会、道場、プロの占断家の方は必ず書架にお揃えください。こういう本は流派がちがう方でも目を通しておかないと同業の方に遅れをとることになります。ましてや先生が知らぬ間に弟子が購入し、あれこれと質問されて右往左往するようなことでは、たいへんみっともないことになりますので、必ずご予約頂きたいものです。もちろん、これから気学を勉強しようという方も1〜4章はたいへんわかりやすい説明になっていますので、田中胎東『氣学密義』とあわせて購入することをお勧めします。
